第8回 ネットワーク機器 組合せ体験レポート
パソコンに無線LAN PCレコーダを接続してみた!
このコーナーでは、ネットワークを使って当社の製品同士、あるいは当社製品と他社製品と組合せて通信を行うための配線や設定方法などを具体的にご紹介します。
今回ご紹介する設定の詳細は、当社Webサイトの「よくあるご質問(FAQ)」に掲載しています。

今回の体験レポート
無線LAN PCレコーダ(形式:WL7W1-G16D4)の無線LAN機能を利用してパソコンと接続するまでの手順をレポートします。


高天井のダンパ開度測定記録

AGVのバッテリ残量測定記録

高温状態になる鋳造装置を飛び越して
温度測定記録
WL7W1-G16D4の特長
- 直流16点入力、パソコンを用いた無線LAN対応の記録計
- WLANは2.4GHz/5GHzデュアルバンド対応
- 無電圧スイッチ接点入力2点、フォトMOSリレー出力2点に対応
- 各種トリガ機能により必要な部分だけを記録
- 電源はUSBバスパワードによる5V DC給電
- オーバービュー、イベント、帳票など充実
- USB-Cケーブルによるデータ通信にも対応
ご準備いただくもの

- 無線LAN PCレコーダ 形式:WL7W1-G16D4-1-J-T
- Windows PC(USBポートが搭載されたもの)
- USBケーブル(I/O ユニット側はType-C、パソコン側はご使用になるパソコンの仕様をご確認ください)(市販品)
- 5V 1.5A以上のAC電源アダプタ(USB充電器)
WL7W1-G16D4の設定
WL7W1-G16D4の「供給電源・通信用USBコネクタ(TYPE-C)」とパソコンをUSBケーブルで接続します。
無線LANの設定は、PCレコーダ用ソフトウェア(形式:PC Recorder)で行います。PC
Recorderは、当社Webサイトから無料でダウンロードできます。

1無線LANの接続設定
パソコンのタスクトレイ内の「PC Recorder」アイコンを右クリックし、「設定(C)」をクリックすると設定ダイアログが表示されます。「I/O」の中にある「接続」をクリックします。
種別は「USB」を選択します。「COM番号」は、WL7W1-G16D4と接続して増設された「USB シリアルデバイス(COM□)」のCOMポートを選択します。「I/Oユニット」は、PCと接続している機器「WL7W1 G16D4」を選択します。[OK]ボタンをクリックしてください。

「無線LAN設定(W)」が有効になりますので、クリックします。

「無線LAN設定」ダイアログが表示されます。WL7W1-G16D4のIPアドレスなどの設定項目が表示されます。必要に応じて変更してください。ここでは、次の設定内容で使用する方法について説明します。

2電源を供給
WL7W1-G16D4の無線LAN機能を動作させる場合、1.5A以上の電源供給が必要です。1.5A以上の容量が大きい電源アダプタを用意して、WL7W1-G16D4に電源供給します。
3無線LANでWL7W1-G16D4と接続
パソコンの無線LAN機能をオンにして、SSIDの一覧を表示します。その中の「無線LAN設定」にある「SSID」と同じ名称のWL7W1-G16D4をクリックします。

4Webブラウザにトレンド画面を表示
WL7W1-G16D4との接続が完了したら、パソコンのタスクトレイ内の「PC Recorder」アイコンを右クリックし、「設定(C)」をクリックしてください。「I/O」の中にある「接続」をクリックします。


ログインに成功すると、Webブラウザが起動して、初期画面としてトレンド画面が表示されます。

設定には、ご紹介したほかにも設定が必要な項目があります。設定は製品とコンフィギュレータソフトウェアのマニュアルに従って進めてください。