エムエスツデー 2021年1月号

Products Review
R3-GSLMP1は、リモートI/O R3シリーズの豊富な種類の通信カードと
SLMP通信とをインタフェースする通信入出力カードです。
SLMP通信を自由自在に扱えます!!
(形式:R3-GSLMP1)

SLMP通信のデータを自在に利用できます。
SLMPクライアント用通信入出力カード(形式:R3-GSLMP1)は、SLMP信号をリモートI/O R3シリーズの独自のプロトコルに変換するカードです。
SLMP通信では、PLCがI/Oカードや通信で取込んでいるリアルタイム信号のほかに内部メモリ(レジスタ)に蓄えられたデータや各種設定パラメータなど既設PLC内部にある様々なデータを取出すことができます。
たとえば、既設の装置を制御するPLCとSLMPで通信できれば、装置に関する情報を装置の配線を改造することなく、外部で監視・記録できます。
SLMPクライアント用通信入出力カード(形式:R3-GSLMP1)を使えば、SLMP通信の利用範囲がグッと広がります。
カードの設定はコンフィギュレータソフトウェア(形式:R3CON)(*2) で簡単に行えます。
(*1) SLMP(Seamless Message Protocol)通信については、計装豆知識(SLMP)をご覧ください。
(*2) R3CONはエム・システム技研ホームページから無料でダウンロードできます。
PLCのラダーシーケンスに一切手を加えることなく、様々なデータを記録できます!!
配線工事不要で既設装置の
信号を記録できます。
R3-GSLMP1は、チャートレス記録計の
背面に直接取付けられます。
PLC経由で既設装置の状態を記録できます。
装置を制御しているPLCには、装置のあらゆる情報が入力されています。
この情報はSLMP通信を経由してチャートレス記録計(形式:73VR3100)に記録できます。73VR3100は背面にSLMPクライアント用通信入出力カードを直接取付けることができますので、配線はEthernetのコネクタをプチッと差し込むだけで何も変更する必要がありません。
プロトコルが異なるネットワーク間をインタフェースできます!!
PLCの種類が異なる装置間を
インタフェースします。
プロトコルが異なる
通信カードを取付けます。
PLCシステム間のインタフェースに利用できます。
リモートI/O R3シリーズの取付ベースにSLMPクライアント用通信入出力カードとほかの種類の通信カード、通信入出力カード(下記をご覧ください)を混在すれば、SLMP対応PLCと異なるプロトコル対応のPLCの間でインタフェースが行えます。