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プレスリリース

PRESS RELEASE

電源不要!テスター感覚で使えるパソコンを使う記録計「PCレコーダ」

2024年1月12日
株式会社エムジー
(旧社名:株式会社エム・システム技研)

PCレコーダ(形式:R7K4GUS-G16D4)
PCレコーダ(形式:R7K4GUS-G16D4

株式会社エムジー(本社:大阪市中央区今橋、代表取締役社長:宮道三郎)は、テスター感覚で使えるパソコンを使う記録計「PCレコーダ」を2023年12月に発売し、法人向けに販売を開始しましたのでお知らせします。
PCレコーダ(形式:R7K4GUS-G16D4)は、直流16点入力に加えてマイナスコモン(PNP対応)接点2点入力、フォトMOSリレー2点出力に対応しています。パソコン側のUSB Type-Cポートから電源供給できるため電源が不要です。ACアダプタが不要で、コンセントを探す必要もないため、タイプテストのデータ取りなど、場所を限定せずご使用いただけます。
さらに、オーバービュー画面、イベント画面、帳票画面、トリガ記録画面などが操作できる便利なアプリケーションソフトウェアを無料でご用意しています。

電源が不要なので、パソコンに接続すれば使用できます。
電源が不要なので、パソコンに接続すれば使用できます。

PCレコーダ(形式:R7K4GUS-G16D4) 製品情報

PCレコーダ(形式:R7K4GUS-G16D4)
形  式 R7K4GUS-G16D4
基本価格 70,000円〜(税抜)
・仕様により加算価格があります。詳しくは仕様書をご覧ください。
供給電源 USBバスパワードによる5V DC給電(ハイパワードデバイス)
サ イ ズ 幅210mm 高さ53.5mm 奥行55mm
質  量 約150g
取  付 卓上、壁またはDINレール取付(35mmレール)
通信仕様 通信媒体:USB
接続台数:1
機器仕様 接続方式
 ・供給電源・通信:
  USB TYPE-Cコネクタ(メス形)
  (USBケーブルはお客様ご用意)
 ・入出力信号:
  スプリング式端子台接続
アイソレーション:
  アナログ入力-接点入力・出力-USBコネクタ(供給電源・通信)間
アプリケーション
ソフトウェア仕様
形式:PC Recorder
   ソフトウェアダウンロード&アップデートより無料でダウンロード
動作環境:Windows11(パソコンはお客様ご用意)
ブラウザ:Chrome、Edge、Firefox
対応言語:日本語/英語
アナログ入力仕様(Ai) 入力信号:直流16点入力
(8点ごとに高・中・低電圧レンジの中から2種類をご注文時に指定)
・高電圧レンジ入力:±10V DC~±0.8V DC
・中電圧レンジ入力:±0.8V DC~±80mV DC
・低電圧レンジ入力:±80mV DC~±10mV DC
サンプリング周期:100ms
演算入力仕様(Oi) アナログ入力値に係数と定数を用いて演算処理を行います。
演算式:加減算、乗算、除算、開平、移動平均、一次遅れ、exp、常用対数、自然対数、
ピークホールド(最大・最小)、累乗、アナログ積算、F値演算、逆対数、スケーリング、時刻
接点入力仕様(Di) コモン:マイナスコモン(PNP対応)
    2点/コモン
定格検出電圧:約5V DC(内部より供給)
サンプリング周期:100ms
接点出力仕様(Do) フォトMOSリレー:2点出力
定格負荷電圧:48V ピークAC/DC
出力タイミング:100ms
■ 仕様

詳しくは、下記仕様書をご覧ください。
https://www.mgco.jp/mssjapanese/PDF/NS/R7/nsr7k4gusg16d4.pdf

PCレコーダ(形式:R7K4GUS-G16D4)の主な特長

(1)場所を選ばない機動性 - アプリケーション例 -

場所を選ばない優れた機動性で、タイプテストのデータ取り、設備や装置の不具合解析、移動体などのラボ実験データ収集などにご利用いただけます。

  • タイプテストのデータ取り(恒温槽など) タイプテストのデータ取り(恒温槽など)
  • 設備、装置不具合の解析 設備、装置不具合の解析
    移動体などのラボ実験データ収集 移動体などのラボ実験データ収集
(2)無駄を削ぎ落とした機能美 - 各部の名称と寸法 -
無駄を削ぎ落とした機能美 - 各部の名称と寸法 -
(3)記録だけにとどまらない充実した機能 - アプリケーションソフトウェア -

PCレコーダの操作画面は、すでに多くの皆様にお使いいただいている当社製品の「Webロガー2」や「タブレットレコーダ®」の操作画面を踏襲しており、慣れ親しんだ操作性でご使用いただけます。
アプリケーションソフトウェアはソフトウェアダウンロード&アップデートから無料でダウンロードできます。

■トレンド画面

ページあたり4ペンのトレンド画面を4ページ分表示します(合計16ペン)。各ペンには全入出力チャネル(Ai/Di/Oi/Do)が割付けられます。アナログ入力信号(Ai)と演算入力信号(Oi)には、領域名称、表示色、イベント文字列、警報出力、領域タイマ、トリガ、リセットを設定できます。

トレンド画面の機能と名称

トレンド画面の機能と名称
ペン数 16(1画面あたり4ペン)
ペン割付け可能Ch Ai、Di、Oi、Doの全チャネル
描画スケール 100%および0%の位置を実量値にて指定
記録方式 ファイル(.TRD形式)として保存
記録内容 トレンドデータ、イベントデータ、コメントデータ
データサイズ 1ファイル当たり最大50000サンプル×16ペン
自動開始 ソフトウェア起動時に自動で記録を開始可
停止/通常記録/トリガ記録から選択
記録周期 100、500ms、1、2、5、10秒、1、2、5、10、30分、1時間

トリガ記録

アナログ入力・デジタル入力・演算入力の各チャネルにトリガ条件を設定し、その発生前および発生後に設定したサンプル数分のデータをファイル保存します。故障解析・監視などの際、必要なデータだけを保存できるため便利です。トリガ記録にはレベルモードとエッジモードがあります。

トリガ記録
  • ■ オーバービュー画面オーバービュー画面 最新のデータを全点表示します。アナログ入力信号では、クリック毎に実量表示⇔%表示を切替えできます。
  • ■ 新着イベント画面新着イベント画面 アナログ入力信号・演算入力信号で設定したイベントのほか、トリガ、アラームなど発生したイベントの最新500件を表示します。
  • ■ 帳票画面帳票画面 毎正時に帳票用データ(1Hデータ)を作成します。サンプリング方式は、「瞬時値/平均値/最大値/最小値」から選択します。

関連資料

本件資料(PDF):PDF1.1MB

製品写真・ロゴ(ZIP):ZIP5.2MB(写真PNG 8点、社名ロゴPDF 1点)