第10回 ネットワーク機器 組合せ体験レポート
テレメータ D3シリーズ IP通信カードを使って
Interconnected WAN インターコネクテッドワン (統合型VPNサービス)に接続してみた!

このコーナーでは、ネットワークを使って当社の製品同士、あるいは当社製品と他社製品と組合せて通信を行うための配線や設定方法などを具体的にご紹介します。
今回ご紹介する設定の詳細は、当社Webサイトの「よくあるご質問(FAQ)」に掲載しています。

簡単にNTTアナログ専用回線をインターネット回線に変更できます。

今回の体験レポート

今回ご紹介するのは、新発売のテレメータ D3シリーズ用のIP通信カード(形式:D3-IP1)を使用して、Interconnected WANで通信を行うアプリケーションです。既設のテレメータ D3シリーズのテレメータ用通信カードをD3-IP1に交換するだけで、従来のテレメータ設備を活かしたままIP網へ移行できます。

今回の体験レポート

ONU:光回線終端装置 ・NTT西日本が提供するLAN 型通信網サービス Interconnected WANを利用しました。ルータの設定などは、今回のレポートに含みません。

2025年4月号では、D3シリーズの1200bps通信カードとIPコンバータを使用して、Interconnected WANで通信を行うアプリケーションをご紹介しています。

ご準備いただくもの

構成イメージ
  • IP通信カード 形式:D3-IP1-N
  • ベース 形式:D3-BS04
  • 電源カード 形式:D3-PS1-K
  • 直流電圧入力カード 形式:D3-SV4S
  • 接点入力カード 形式:D3-DA16S
  • 直流電圧出力カード 形式:D3-YV4S
  • 接点出力カード 形式:D3-DC16S

IP通信カード(形式:D3-IP1)の設定にはコンフィギュレータソフトウェア(形式:D3CON)を使用します。
D3CONおよびUSBケーブル接続用のUSBドライバを当社Webサイトからダウンロードしてください(無料)。接続にはコンフィギュレータ接続ケーブル(形式:COP-US)が必要です。

IP通信カードの設定

1機能の設定

IP通信カード(形式:D3-IP1)の機能を設定します。本体側面にあるランプ表示切替設定(SW3-1)をONにします。

IP通信カードの設定

マスタ/スレーブ切替設定(SW3-2)を必ず一方をマスタに、他方をスレーブにします。今回は、クライアント側をON(マスタ)、サーバ側をOFF(スレーブ)にします。

マスタ/スレーブ切替設定

2ネットワーク設定(サーバ側)

[1]
パソコンとD3-IP1コンフィギュレータ接続ケーブル(形式:COP-US)で接続し、D3CONを起動して行います。

パソコンとD3-IP1をコンフィギュレータ接続ケーブルで接続

[2]
サーバ側のネットワーク設定をD3CONで行います。
D3CONを起動して、D3-IP1に接続します。

サーバ側のネットワーク設定

[3]
上記構成例をもとに設定します。

設定内容

3ネットワーク設定(クライアント側)

サーバ側同様にクライアント側のネットワーク設定を行います。

ネットワーク設定(クライアント側)

4通信の確認

設定完了後、正常に通信を開始すると、D3-IP1のRUNランプとERRランプが交互に赤点滅することを確認してください。

通信の確認

D3-IP1は、ルータを介さずに接続することもできるので、ネットワーク構成をシンプルにできます。

D3-IP1は、「技術基準適合証明」を取得しています。Interconnected WANなどご利用するサービスによっては、ルータを使用せずにD3-IP1とONUを直接接続することができます。詳しくは、ご利用するサービス会社様にお問合せください。

ご紹介したほかにも設定が必要な項目があります。設定は製品とコンフィギュレータソフトウェアのマニュアルに従って進めてください。