マンホールポンプの広域遠隔監視
下水道は水の流れを利用して、高い所から低い所へ自然流下で汚物を流します。 しかし低い土地にある下水は、ポンプを使って高い土地に揚水しなければなりません。このような低い土地にある下水を高い土地に汲み上げ、下水処理場まで送るのがマンホールポンプの役割です。もしマンホールポンプが故障すると、低い土地で下水が溢れて大変なことになります。このため、一つのマンホールの中には2つのポンプが設置されており、どちらか一方が故障してももう一方を運転することで、ポンプの運転が止まらないよう工夫されています。 それでもポンプが故障した場合は、故障をいち早く把握して、すぐにメンテナンスしなければなりません。広範囲に設置されることが多いこれらマンホールポンプの運転状況を監視するのはとても大変です。Webロガー2ならインターネット回線を利用して、パソコンやスマートフォンでポンプの運転状況を監視できるほか、異常の際にはメンテナンス担当者に直接メールで異常を通報することもできます。 また各マンホールポンプの日報、月報、年報など帳票も現場設置したWebロガー2内で自動作成するため管理にとても役立ちます。