小形多点数組合せ自由形リモートI/O
R30シリーズ
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高さ110mm!最新のPLCサイズに揃えました。
最新のPLCと並べて設置しても違和感のない高さ110mmのコンパクトサイズです。
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内部通信バスの高速化を図りました。
入出力点数16点のI/Oカードを16枚分、計256点を約1msで上位ネットワークに伝送できます。
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R3シリーズと比較して大幅な小形化と高速化を実現しました。
R30シリーズは、同様の多点数組合せ自由形リモートI/O R3シリーズと比べ、カード1枚あたりの体積比で30%以上縮小を図りました。また内部通信バスの速度は約60倍の高速化を実現しています。
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取付ベースに必要なカードを自由に選択できます。
R30シリーズは取付ベースに必要なカードを選択して取付る方式なので無駄がなく、効率よくシステムを構築できます。I/Oカードは、活線状態のままでも取替えるホットスワップもできます。さらにI/Oカードの端子台は配線したまま着脱ができるためカードの交換に便利です。
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高速化した内部通信バス
例えば、接点入出力16点のI/Oカードを16枚分、計256点を約1msで上位ネットワークに伝送できます。
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電源の2重化・2系統化(開発中)
「R30シリーズ」は電源カード2台に1系統の電源で供給する2重化電源方式や、それぞれ別電源を接続する2系統電源方式など、必要に応じて様々な給電方式を選択できます(電源の2重化・2系統化用のベースが必要です。詳しくはお問合せください)。
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通信の2系統化(開発中)
「R30シリーズ」は、違う種類の通信カードをそれぞれ実装し2種類の異なったネットワークに同じ信号を通信します。工場のラインを新設する際に既設のネットワークと新設のネットワークをパラレルに使用する場合などに有効です。
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R3シリーズと連結
「R30シリーズ」は、経済性が高く、I/Oカードの種類が豊富な当社のリモートI/O「R3シリーズ」とベース部がコネクタで連結できる構造になっています。「R30シリーズ」に「R3シリーズ」を連結することにより、その資産を有効に活用できます。連結にはR3入出力カード増設用ベース(形式:R30EBS)が必要です。「R3シリーズ」のI/Oカードの内部通信バス通信周期は、R3入出力カード増設用ベース(形式:R30EBS)の仕様書をご覧ください。
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基本構成
■カード配置
電源カード、通信カードは専用のスロットを用意しています。 電源カードはPWRスロット、通信カードはCOMスロットに実装し、I/Oスロットには実装しないでください。
PWRスロットは1番左、COMスロットはPWRの右隣に配置しています。
I/Oスロットは通信カードの右側からスロット1、スロット2の 順番で配置しています。
I/Oスロットには、I/Oスロット番号を示すコードが設けられており、このコード順に入出力データを割付けます。 I/Oスロットに空きがあると、PLCなどには空白データが送信または受信されます。 -
消費電流の計算
通信カードおよび入出力カードは、電源カードから供給される約21V DCの直流電源で動作します。従って、通信カード、入出力カードの消費する電流の合計が電源カードの最大定格出力電流以下であることが必要です。
電源カードの供給電流容量を超える場合は、入出力カードの組合せを変更するか、実装する数量を減らすなどしてください。詳しくは仕様書 [消費電流の計算] でご確認ください。
製品仕様
SPEC機 種 | 共通仕様書 通信カード 通信入出力カード アナログ入力カード アナログ出力カード 電力用入力カード パルス入出力カード 接点入出力カード 電源カード ベース アクセサリ・関連機器等 |
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共通仕様 |
*機種により仕様が異なります。詳しくは仕様書でご確認ください。 |