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無線LANでこんな場合の測定記録が可能になります
高所の場合
高天井のダンパ開度測定記録
移動体の場合
AGVのバッテリ残量測定記録
障害物がある場合
高温状態になる鋳造装置を飛び越して温度測定記録
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各部の名称と寸法
PCレコーダを使うために必要なもの
・USBケーブルでデータ収集を行う場合、USB-Cケーブル(お客様ご用意)が必要です。
・PCレコーダに電源を供給するには、汎用アダプタ(お客様ご用意)が必要です。
動作環境:Windows11
ブラウザ:Chrome、Edge、Firefox
対応言語:日本語/英語・ソフトウェア(形式:PC Recorder)は、ソフトウェアダウンロード&アップデート
から無料でダウンロードできます。
PCレコーダ 接続構成
1台のレコーダから無線経由でデータ収集を行う場合
PCレコーダ本体を現場に設置し、普段使用しているPCを記録計にできます。記録データを集めたり、集めたデータを変換するなどの手間がなく机の上ですぐにデータ解析・管理を始められます。

複数のレコーダから無線経由でデータ収集を行う場合
装置ごと、機械ごとに記録するのではなく、エリアにある装置や機械にそれぞれPCレコーダ本体を設置し、エリアごとにPCで記録できます。PCでは複数の個別の測定値を同一画面で監視・記録できます。

記録だけにとどまらない充実した機能
PCレコーダの操作画面は、すでに多くの皆様にお使いいただいている「Webロガー2」や「タブレットレコーダ®
」の操作画面を踏襲しており、慣れ親しんだ操作性でご使用いただけます。
トレンド画面
ページあたり4ペンのトレンド画面を4ページ分表示します(合計16ペン)。各ペンには全入出力チャネル(Ai/Di/Oi/Do)が割付けられます。アナログ入力信号(Ai)と演算入力信号(Oi)には、領域名称、表示色、イベント文字列、警報出力、領域タイマ、トリガ、リセット(Oi1~16)を設定できます。
トレンド画面の機能と名称

ペン数 | 16(1画面あたり4ペン) |
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ペン割付け 可能Ch |
Ai、Di、Oi、Doの全チャネル |
描画スケール | 100%および0%の位置を 実量値にて指定 |
記録方式 | ファイル(.TRD形式)として保存 |
記録内容 | トレンドデータ、イベントデータ、 コメントデータ |
データサイズ | 1ファイル当たり 最大50000サンプル×16ペン |
自動開始 | ソフトウェア起動時に自動で記録を開始可 停止/通常記録/トリガ記録から選択 |
記録周期 | 100、500ms、1、2、5、10秒、 1、2、5、10、30分、1時間 |
トリガ記録
アナログ入力・デジタル入力・演算入力の各チャネルにトリガ条件を設定し、その発生前および発生後に設定したサンプル数分のデータをファイル保存します。故障解析・監視などの際、必要なデータだけを保存できるため便利です。トリガ記録にはレベルモードとエッジモードがあります。

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■ オーバービュー画面
最新のデータを全点表示します。アナログ入力信号では、クリック毎に実量表示⇔%表示を切替えできます。
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■ 新着イベント画面
アナログ入力信号・演算入力信号で設定したイベントのほか、トリガ、アラームなど発生したイベントの最新500件を表示します。
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■ 帳票画面
毎正時に帳票用データ(1Hデータ)を作成します。サンプリング方式は、「瞬時値/平均値/最大値/最小値」から選択します。
外形寸法図(単位:mm)