エムエスツデー 2022年4月号

Products Review
IoTが可能にした電力監視の実例 第2回
実例01 金属材料工場の電力監視
実例02 自動車部品メーカーの電力監視
実例03 ゴルフ場給水設備の電力監視
実例04 バイオマス発電設備の遠隔監視
【実例01】
金属材料工場の電力監視
解説
Webロガー2(形式:DL30)によって、電力マルチメータ(形式:54U2)で測定した電力諸量を収集します。また、装置情報のデータをPLCから取得して、装置故障時などに担当者へメール通報します。日報を添付したメールを定期的に送信することもできます。


【実例02】
自動車部品メーカーの電力監視
解説
既設のPLCを使って各生産ラインの使用電力値を取込み、自社製監視システムを構築されました。各生産設備には電力量パルスを出力する機能が備わっていたため、電力量パルスの取込みにリモートI/O(形式:R7M-PA8)を使用し、オープンネットワークでPLCに接続しています。
【実例03】
ゴルフ場給水設備の電力監視
解説
データマル(形式:DL8)と電力マルチメータ(形式:54U2)の組合せで、スプリンクラーなどへの給水設備の電力を遠隔監視できるようになりました。ブラウザさえあれば、データマルに標準装備された監視画面をどこからでも見られます。
【実例04】
バイオマス発電設備の遠隔監視
解説
バイオマス発電所の遠隔監視用に納入された既設のWebロガー(形式:TL2W-ES)のリプレースとして、Webロガー2(形式:DL30)とリモートI/O R3シリーズが採用されました。脱炭素化に向けたバイオマス発電所設備増強による、監視点数の増加と最新のインターネット環境にも対応しました。