BA1Cシリーズ メタトロンコントローラ
コンパクトなボディに各種インタフェースを標準搭載
周辺機器接続で使用頻度の高いUSB Ver.2.0を搭載し、マイクロSDカードスロットにより物理メディアへの記録にも対応しています。接点入力はケーブルの取外しが簡単なコネクタ形スプリング式端子台を採用しています。
・オーディオインタフェースは、Node-REDのみ対応
2つのプログラミング環境から選べます。
お客様の開発環境に合わせてPLC(IEC 61131-3準拠のCODESYS 3.5)または、Webブラウザを使用し、コード不要で直感的にプログラミングできるNode-REDをご注文時に選べます。
CODESYS 3.5
IEC 61131-3準拠の5言語
| FBD (Function Block Diagram:ファンクションブロックダイアグラム) | ファンクションブロックを線で接続して処理を構築するグラフィック言語 |
| IL (Instruction List:命令リスト) | アセンブリ言語に類似した、逐次実行命令形式のテキスト言語 |
| LD (Ladder Diagram:ラダーダイアグラム) | リレー回路記号をベースにしたグラフィック言語 |
| SFC (Sequential Function Chart:シーケンシャルファンクションチャート) | 処理の流れをステップと遷移で表現するグラフィック言語 |
| ST (Structured Text:構造化テキスト) | 構造化プログラミングをサポートするテキスト言語 |
CODESYS独自拡張の1言語
| CFC (Continuous Function Chart:コンティニュアスファンクションチャート) (IEC 61131-3 非標準) |
ファンクションブロックを任意の位置に自由に配置し、線で接続して処理を構築するFBDを元に拡張されたグラフィック言語 |
Node-RED
コード不要な開発環境
Webブラウザ上で動作するエディタを使用し、「ノード」と呼ばれる部品をドラッグ&ドロップで接続することで処理フローを構築できます。コード不要で直感的に操作できるため、プログラミング未経験者にも扱いやすい環境です。
イベント駆動型アーキテクチャ
Node-REDは「メッセージ」がノード間を流れる形式で動作します。各ノードは入力を受取り、処理を行った後に次のノードへ出力するという形で処理を分散します。
豊富なノードライブラリ
HTTP、MQTT、WebSocket、CSV、メール、データベース、クラウドサービス連携など、さまざまなノードが標準で用意されています。これらの追加ノードをインストールすることで、機能を簡単に拡張できます。
JavaScriptによる柔軟なロジック記述
Functionノードを使うと、JavaScriptで独自処理を追加することができ、視覚的なフローとコードロジックを効果的に組合わせることができます。
・当社はNode-REDを含むオープンソースソフトウェアに関連する一切のサポートを行いません。
各種リモートI/Oの入出力信号をネットワーク通信で受取り、制御や監視用として使用できます。
CODESYS 3.5
- CODESYS EtherCAT Master
- CODESYS EtherNet/IP Scanner, Adapter
- CODESYS OPC UA Server, Client, PubSub
- CODESYS PROFINET Controller, Device
複数プロトコルの指定もできます。
重複するプロトコルは指定できません。
Node-RED
Modbusを使用するときはインターネットに接続して「node-red-contrib-modbus」を検索し、「ノード追加」をクリックします。
HMI(ビジュアライゼーション)による可視化と操作ができます。
ユーザインタフェースの「ビジュアライゼーション」を作成する機能があります。このビジュアライゼーション機能では、アプリケーションで使用しているすべての内部変数にアクセスでき、ビジュアライゼーション画面から変数値の表示や書換えができます。
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| CODESYS HMI | HMIはCODESYS IDEのオンラインモニタ機能を使用して PC上で表示されます。 |
| CODESYS ターゲットビジュアライゼーション |
ディスプレイを搭載したターゲットの場合、 HMIはターゲット自体のディスプレイに表示されます。 |
| CODESYS Webビジュアライゼーション |
HMIはHTML5 Canvas Elementを利用できる Webブラウザに表示されます。 |
・ビジュアライゼーションはCODESYSの機能です。

各部の名称・外観



