超薄形スライス構造 組合せ自由形リモートI/O R80シリーズ

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Ethernet系高速ネットワーク用リモートI/O
電源通信ユニットはEtherCATに対応しました。
対応通信ユニットを順次開発します。 -
スライス構造
超薄形入出力カードを必要なだけ組合せる、取付ベースを持たない増減自在なリモートI/Oです。
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幅12、24ミリのI/Oカード
幅12、24ミリの薄いカードに接点入力・出力カード、アナログ入力・出力カードをご用意しました。
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内部通信バスの高速化を実現
独自のスライス化技術が内部通信バスの効率をあげて通信周期を高速化し、
上位通信により早くデータを伝送できるよう開発しました。 -
供給電源
供給電源は24V DCです。
独自のスライス化技術が内部通信バスの高速化とスペースの効率化を実現しました。
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内部通信バスの高速化を実現したリモートI/Oです。
リモートI/Oは、複数の計測信号を入力・絶縁・変換し、そのデータをまとめて高速ネットワークと通信します。このデータをまとめる際に、リモートI/O内の独自の通信機能(内部通信バス)を使用します。
リモートI/O R80シリーズは、この内部通信バスの効率をあげて通信周期を高速化し、上位通信により早くデータを伝送できるよう開発されたリモートI/Oです。
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構造と各部の名称
「超薄形スライス構造 組合せ自由形リモートI/O R80シリーズ」は、取付ベースを用いないスライス構造です。 入出力カードの背面上下にあるスライダで1台ずつDINレールにマウントします。隣り合うカードとの通信は内部通信バスで行います。1枚だけカードを交換する場合にも、スムーズで確実な挿抜ができる構造になっています。接続入出力カード数は最大16枚です。
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内部通信バス用コネクタ
I/Oカードには、両側面に内部通信バスの通信コネクタが付いており、I/Oカードをスライドさせて取付ける際に確実に接続される構造になっています。
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スペースの効率化
取付ベースを使うタイプのリモートI/Oは、取付ベースに空きスロットが発生することがあり、無駄なスペースになってしまいました。R80シリーズなら、取付ベースを持たず、必要なI/Oカードのみで構築できるためスペースを効率的に使用することができます。
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内部通信バスの通信周期を高速化する仕組み
リモートI/O R80シリーズは、内部通信バスの周期が、使用するカードの枚数によって変化する新技術を採用しました(下図参照)。このため使用するカードの枚数が少ないほど通信周期が早くなり上位通信に対し、より早い周期でデータを更新できます。通信周期は、R80コンフィギュレータソフトウェア(形式:RCFG)で設定できます。
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リモート I/O R80シリーズの通信周期
*2. 当社製リモートI/O
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基本構成
■カード配置
入出力カードの実装可能台数は、電源通信ユニットにより異なります。詳細は、各電源通信ユニットの仕様書をご参照ください。カードアドレスは実装位置に関係なく自由に設定いただけますが、重複や空きがないようにアドレス0から連続して設定してください。
一番右側のカードのみ終端抵抗を有効にしてください。エンドカバーは、電源通信カードユニットに付属しています。
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消費電流の計算
入出力カードは、電源通信ユニットから供給される5V DCの電源で動作します。従って、入出力カードの消費する電流の合計が、電源通信ユニットの内部電源の電流容量以下であることが必要です。
電源通信ユニットの内部電源の電流容量を超える場合は、入出力カードの組合せを変更するか、実装する数量を減らすなどしてください。ただし、入出力カードの消費電流の合計が供給電流容量以下であっても、最大接続台数は16台です。
詳しくは仕様書 [消費電流の計算]でご確認ください。