PCレコーダ総合支援パッケージ MSRPAC自動帳票作成ソフト MSRDB2
- MSRDB2は、MSR128が収録したデータより日報、月報、年報の各種帳票を自動作成するソフトウェアです。
- クライアント/サーバ機能により、データ収録中でも帳票の作成出力が行えます。
- 指定時刻に自動作成・自動印刷することはもちろん、日報・月報・年報形式データをCSV・HTMファイルに書き出すこともできます。
リアルタイムにデータ作成
MSRDB2は、MSR128で収録中のデータをリアルタイムに取込みます。リアルタイムに取込むことにより、最新のデータを用いた帳票作成が可能になりました。
クライアント・サーバ方式
MSRDB2は、クライアント・サーバ方式でデータ処理を行います。サーバは、帳票用のデータをデータベースに作成します。クライアントでは、そのデータベースを参照して、必要とする出力形式でデータを取り出すことができます。クライアントは、最大4台まで複数同時に動作させることができます。
パソコン1台でも複数台でも利用できます。
LANが接続され、ドライブ設定が行われていれば、クライアントは、MSR128とサーバが動作しているパソコンとは別のパソコンで動作できます。つまり、MSR128が動作するパソコン以外でも、MSR128が収録したデータを使って帳票処理ができます。

MSRDB2サーバのデータ設定用画面
サーバの機能
帳票データは2年分データベースに保存されます。
保存できるデータは瞬時値(アナログ、デジタル)と積算値(アナログ、デジタル)と平均値です。
帳票を作成するために必要なデータの名称(タグ名)や、物理量表現のための設定データは、MSR128に設定しているデータをMSRDB2が読み込むことによって、自動的に既成フォーマットの帳票に反映されます。

MSRDB2クライアントの
操作・設定用画面
クライアントの機能
クライアントは、サーバが作成したデータベースから必要とする形式で帳票データのアウトプットを行います。
帳票の手動印字
クライアントの画面で選択した日・月・年に対応する日報、月報、年報を既成のフォーマットで印刷します。既成のフォーマットで印刷される帳票に印字されるタグ名としては、MSR128で設定されているペンのタグ名が使用されます。

HTML形式ファイル出力
既成の帳票に印刷する代わりに、HTML形式のデータとしてファイルへ出力します。出力されたファイルは、インターネットエクスプローラなどのWebブラウザソフトを使用して、帳票表示することができます。

CSV形式ファイル出力
日報・月報・年報を印刷する代わりに、マイクロソフトExcel(以下Excelと略称)などの表計算ソフトで読み込める形式のテキストファイルを出力します。出力されたデータをExcelで読み込み、帳票のフォーマットや印刷題名などをカスタマイズして印刷することができます。既成のフォーマットではない帳票を作成する場合には、この方法がとれます。

日報出力例
