■ その他の機能
バージョンアップで追加した新機能
①ONVIF(オンビフ)対応の監視カメラであれば
リモートGPで表示できます!
リモートGPは、監視カメラ(ネットワークカメラ)の映像を表示することができます。*1 リモートGPのパーツ「IPカメラ表示枠」を使用すれば、ONVIF(オンビフ)の規格に対応した監視カメラの映像を、1画面で最大3点まで表示できます。ONVIF対応カメラからパラメータを自動で取得する機能を用意していますので、パラメータの設定が容易に行えます。
*1. Internet Explorerでは、ライブ映像を表示できません。

②背景がないシンプルゲージ!
シンプルゲージは、タンクやメータなどの形状をした背景がないグラフィックパーツです。背景がなく、インジケータ(針)や目盛、警報表示のみが表示されるため、ユーザ様のイメージどおりの背景をつけることができ、グラフィックの応用範囲が広がります。

③色が変わるグラフィックパーツ!
「数値表示」や「メータ」などのゲージのパーツに警告色表示機能を追加しました。上限値、上上限値、下限値、下下限値の設定が行え、それぞれ背景色や文字色を値によって変更することができます。

④PLCからシャットダウンできます。
RGP30は、OSにWindows10を採用していますので、電源を切るときには画面や本体のボタンを操作してシャットダウンする必要があります。そのような手間を省くため、PLCからの操作によりRGP30をシャットダウンする機能を用意しています。定期的な製造ラインの終了時はもちろん、突然の停電時でも安全にシャットダウンすることができます。

⑤演算機能が増えました。
従来は簡単なビット・数値演算でもPLCで行う必要がありましたが、リモートGP単独で演算を行うことができます。右表の関数以外にも、日付や時刻などの内部変数が利用できたり、“+”や“*”など演算子を組合せた独自の関数を作成できます。

⑥二次元コードを表示できます。
リモートGPに登録した二次元コードをPLCからの指示で表示できます。例えば、スマホに表示されたリモートGPの二次元コードをハンディターミナルで読み込むことで、状況に応じて必要なパーツを指示する場合などに利用できます。二次元コードは最大255パターンを登録することができます。

⑦外部トリガで、表示画面を変更できます。
外部トリガによりリモートGPが表示している画面を別の画面に自動で変更したり、画面の中にあるネットワークカメラやWebサイトなどの表示(サブ画面)を切替えたりすることができます。
外部トリガ以外にも指定された間隔(秒)や決められた時刻(時:分:秒)でトリガを発生させることもできますので、この機能を利用すれば、リモートGPをアンドンやデジタルサイネージ(電子看板)として使用する場合に大変便利です。
