電力マルチ変換器
表示機能付端子台形信号変換器 M50E・UNITシリーズ
電力マルチ変換器 M50EXWTU
- 有機EL表示器を搭載
- CO2排出量が測定できます!(電力量換算値)
- CEマーキングや三相4線式に対応したワールドワイドな仕様を備えています。
- 電圧、電流、電力をはじめ、CO2排出量(電力量換算値)や高調波などの電力要素を測定します。
- 計測点数は単相2線式なら最大4回路、単相3線式または三相3線式なら2回路測定できます。
- 入力は480V AC
- Modbus通信に対応
- 出力はModbus通信、各種電力量パルス2点
超小形端子台形信号変換器 M50X・UNITシリーズ
電力マルチ変換器 M50XWTU
- CO2排出量が測定できます!(電力量換算値)
- CEマーキングや三相4線式に対応したワールドワイドな仕様を備えています。
- 電圧、電流、電力をはじめ、CO2排出量(電力量換算値)や高調波などの電力要素を測定します。
- 計測点数は単相2線式なら最大4回路、単相3線式または三相3線式なら2回路測定できます。
- 入力は480V AC
- Modbus通信に対応
- 出力はModbus通信、各種電力量パルス2点
設置
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コンパクトサイズ
電力マルチ変換器は、横幅22.5〜28mm、高さ97〜115mm、奥行き41mm(M50EXWTUは55mm)のコンパクトサイズです。JIS協約形寸法の機器と並べてブレーカボックスや壁掛け盤にも取付けられます。
●電力マルチ変換器を後付けできます。
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クランプ式交流電流センサを簡単取付
電流入力は、動力線にクランプ式交流電流センサ(形式:CLSE)をワンタッチで取付けるだけでよく、開線工事は不要です。さらに、M5XWTUとM5XWTは、変換器の駆動電力は電圧入力から取るため、電源配線も不要です。
●動力線を加工せずに交流電流センサを後付けできます。
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クランプ式交流電流センサ
分電盤など既存設備への取付が容易なナイロンスプリング・ワンタッチクランプ形のセンサです。5A、50A、100A、200A、400A、600Aに対応しています。
形式:CLSE
形式 適用電線径 動作入力範囲 CLSE-R5 φ10以下 5A以下 CLSE-05 φ10以下 50A以下 CLSE-10 φ16以下 100A以下 CLSE-20 φ24以下 200A以下 CLSE-40 φ36以下 400A以下 CLSE-60 φ36以下 600A以下 ・アクセサリ、関連機器などの価格については仕様書をご覧ください。
設定と接続
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内蔵したCPUが電力諸量を瞬時に算出します。
内蔵したCPUが、電流、電圧、電力などの瞬時値から、電力量、デマンド値、最大・最小値、全高調波歪み率、さらに2次から31次の高調波含有率まで、三相3線式で290要素*1の全測定値を瞬時に算出し、内蔵メモリの計測データを約500msごとに更新します。
*1. M5XWTの計測要素は高調波を除く104要素(三相3線式の場合)です。
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Modbus通信機能を搭載しました。
Modbus通信に標準対応していますので、PLCやロガーでの電力集中監視に便利です。ツイストペア線を渡り配線で延長するだけで計測ポイントを増設できます。
さらに、アナログ信号、各種電力量パルスもしくは警報接点も選べます*2ので、PLCやDCSの入力カードへの取込みも簡単です。*2. M5XWTUの場合。M5XWTはModbus通信のみ、M50EXWTU・M50XWTUはModbus通信、各種電力量パルスが出力できます。
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便利な無料のコンフィギュレータソフトウェアをご用意しました。
電力マルチ変換器をPCに接続して測定値を表示したり、各種パラメータを自由に設定したりできます。また、ループテスト機能を使えば、実際の電力系統からの入力を接続せずに任意の出力値を設定することができるので、システムの立上げ時に便利です。
・PMCFGは、ソフトウェアダウンロード&アップデートから無料でダウンロードできます。
・アクセサリ、関連機器などの価格については仕様書をご覧ください。
■コンフィギュレータソフトウェア(形式:PMCFG)の
モニタ画面例・M50XWTUのモニタ画面です。
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M50EXWTUとM50XWTUは接続が簡単なスプリング式端子台を採用
端子台は、接続が簡単なスプリング式を採用しました。電線サイズは1.5mm2まで接続できますので単線やフェルールはもちろん、より線も接続できます。
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M50EXWTUとM50XWTUは1台で最大4回路を計測!
省スペース、ローコストを実現しました。●単相2線 4回路
●単相3線+単相2線 2回路の計3回路
●三相3線 2回路
●三相4線 1回路
・接続するシステム/アプリケーションの例はほかにもあります。
詳しくは仕様書をご覧ください。
アプリケーション
Modbusを使って電力監視システムを1点から始められます。
カーボンニュートラルを実現するためには、緻密な電力管理が欠かせません。電力マルチ変換器なら既設の装置であっても、わずかなスペースを見つけて取付けることができます。
Modbusでの通信が行え、価格もリーズナブルなことから、現場設置形データロガー Webロガー2(形式:DL30)と組合せてロギングを行うなど、少ない予算から始めて、徐々に計測ポイントを増やし、全体管理にまで拡張できます。
■システム構成例
■システム構成例(M50EXWTU、M50XWTUの場合)
CO2排出量(電力量換算値)が測定できます。
920MHz帯マルチホップ無線機器 くにまるシリーズ ワイヤレスゲートウェイ(形式:WL5MW1)を使用すれば、電力マルチ変換器のModbus通信を無線で伝送することができます。
■システム構成例(無線の場合)
■システム構成例(無線の場合)