Webロガー2には以下の7つの便利な機能をすべて組込んであります。
1. ロギング機能
ロギング機能が充実しています。
現場の測定値やイベントデータを大容量メモリに収録し、併せてSDカードに転送して記録します。
- メンテナンスフリーで10年以上のデータが記録できます。
- 現場データに各種演算処理をして収録ができます。
- 記録したデータは、CSVファイルとしてアップロードできます。
詳細は、ロギング機能/帳票作成機能をご覧ください。

2. 帳票作成機能
便利な帳票作成機能を備えています。
収録したデータから日報/月報/年報を自動作成します。外部のPC用帳票作成ソフトなどは不要です。
- 作成した帳票は、CSVファイルとしてアップロードできます。
- ファイルをメールに添付したり、Web画面から監視したりできます。
詳細は、ロギング機能/帳票作成機能、遠隔監視 Webサーバ機能をご覧ください。

3. 遠隔監視 Webサーバ機能
ブラウザのある端末ならどこからでもアクセスできる現場設置のWebサーバです。
現場の状態がPCやスマートフォンからリアルタイムで見える各種Web画面を生成します。
- 端末側(PCやスマートフォンなど)にはブラウザさえあれば、アプリケーションソフトは一切不要です。
- トレンド画面、データ画面、イベント画面、帳票画面、ダウンロード画面、スケジュール画面などを標準で装備しています。
- ユーザ定義画面も作成できます。
- 監視だけでなく、遠隔操作もできます。
詳細は、遠隔監視 Webサーバ機能をご覧ください。

画面はイメージです。
4. メール通報機能
メールで通報する、現場の見張り番です。
現場データが異常値になった場合や、機器が運転・停止した場合などに自動的にメール通報します。
- 通報先は最大64箇所、宛先や通報内容を遠隔設定で変更できます。
- 通報カレンダを内蔵し、休業日はメール停止もできます。
- 帳票ファイルをメールに添付できます。
詳細は、メール通報機能をご覧ください。

5. スケジュール機能
ビルの空調設備、照明設備を予定されたとおりに自動的にオンオフするスケジュール機能を強化しました。
スケジュール機能とは、あらかじめ登録したスケジュールにしたがって機器や装置の起動、停止を行う機能です。例えば始業前に予冷運転を行い、休憩時間は強制停止などを自動的に行います。
スケジュールとしては、起動・停止パターンを週単位で登録でき、祝日などがある場合でも簡単にパターンを変更できます。
詳細は、ロギング機能/帳票作成機能、遠隔監視 Webサーバ機能をご覧ください。

6. 通信制御機能
現場の司令塔としての万全な通信制御機能を備えています。
インターネット上のクラウドサーバやPCとの通信、リモートI/OやPLCとのネットワーク通信を行う充実した通信制御機能を搭載しています。
- FTPサーバ/クライアント機能
- HTTPS、FTPSに対応(DL30-Gのみ)
- Modbus/TCPマスタ/スレーブ機能
- I/Oマッピング機能
- SLMP通信機能(CC-Link協会 SLMP規格準拠)
- SNTP通信機能(自動時刻合わせ)
詳細は、通信制御機能をご覧ください。

7. 稼働監視機能
稼働監視機能を備えています。
設備の稼働状況がひとめでわかるアンドン画面とガントチャート画面で設備をPCやスマートフォンから監視できます。
- アンドン表示によって、設備やラインの状態がリアルタイムで分かります。
- 演算機能で時間表示から分析まで行えます。
- デジタルデータ・アナログデータともに最大5段階の状態を表示できます。
- アンドンの色で時間軸表示することによって、装置の状態や数値の値(範囲)を視覚的に表現します。
詳細は、稼働監視をご覧ください。

画面はイメージです。