電力監視コンポーネント
POWER MONITORING COMPONENTS性能を損なうことなく経済性を最優先して設計・開発された電力トランスデューサと電力マルチメータシリーズです。
カーボンニュートラルに不可欠な電力集中監視システムをご紹介します。
カーボンニュートラルとは、温室効果ガスであるCO2(二酸化炭素)の排出量から吸収量と除去量を差し引いた合計をゼロにすることです。消費電力の削減はカーボンニュートラルにつながる基本的なCO2抑制対策であり、電力の見える化から始めることができます。
当社の電力監視は、1点から始めて増設を繰り返すことでご希望のサイズまで拡張できるようにしました。電力監視の代表的なシステム構成を、6つのパターンでご紹介します。
Pattern 1: 既設の装置1台ごとの電力監視
既設装置のわずかなスペースを見つけて電力監視ポイントを追加できます。ワイヤレスゲートウェイ(形式:WL5MW1)を使用すれば、電力マルチ変換器(形式:M5XWTU、M5XWT、M50XWTU、M50EXWTU)のModbus通信を無線で伝送することができます。
見える化用コンポーネント
- 集める・見る
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計測データをロギングし、監視用の各種Web画面を生成します。Web画面を通し、PCやスマホ、タブレットからプログラムレスで電力監視ができます。
- 送る
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Modbusデータを無線で伝送します。多くのコストと時間のかかる配線工事が不要です。
- 測る
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1台で、交流電力諸量を演算・表示し、データをModbusで送ります。コンパクトサイズだから既設装置のわずかなスペースを見つけて後付けすることができます。
Pattern 2: 電力諸量*1をPLCに取込み
既設PLCでの遠隔監視に、電力監視ポイントを追加できます。
見える化用コンポーネント
- 集める・見る
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PLC
既設PLCを利用します。
- 送る
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オープンネットワーク
PLCのオープンネットワークを利用します。
*1. 電力諸量とは、交流の電圧、電流、電力、力率、周波数、31次までの高調波、デマンド、その他の計測項目を指します。
Pattern 3: 電力諸量*1の集中監視と現場表示
装置や配電盤に設置した現場表示器や電力マルチ変換器から、Modbusでデータを送り、ロガーでロギングします。無線・有線の混在可能で、システム構築が容易です。
見える化用コンポーネント
- 集める・見る
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計測データをロギングし、監視用の各種Web画面を生成します。Web画面を通し、PCやスマホ、タブレットからプログラムレスで電力監視ができます。
- 送る
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Modbusデータを無線で伝送します。多くのコストと時間のかかる配線工事が不要です。
- 測る
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1台で、交流電力諸量を演算・表示し、データをModbusで送ります。
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1台で、交流電力諸量を演算・表示し、データをModbusで送ります。コンパクトサイズだから既設装置のわずかなスペースを見つけて後付けすることができます。
*1. 電力諸量とは、交流の電圧、電流、電力、力率、周波数、31次までの高調波、デマンド、その他の計測項目を指します。
Pattern 4: 電力とユーティリティの遠隔監視
組合せ自由形リモートI/Oなら、電力諸量とユーティリティの計測値をまとめて遠隔監視できます。